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『越中(えっちゅう)辰夫のモテ・ナンパ』
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前回の続き。


きゃりーさんから連絡を受け、
すでに貴族の店にみなさんいらっしゃるとのことで、
ダッシュでむかうオレ。


到着。


満席のため外の椅子でお待ちでいらっしゃいました。
待ってでも貴族の店にこだわるのは、
やはりコストパフォーマンスですね。


・ きゃりーさん
・ シルキーさん
・ カツオくん
・ オレ


この4人で飲み会です^^


外で待ってるときから話に花が咲く。


きゃりーさん「えっちゅうさん、なんか声掛けの仕方変わりましたよね^^」


オレ「いや変わってないでしょ」


きゃりーさん「いや変わった変わった。前もっとなんか落ち着いたトーンだったしw」


オレ「そうかな~」


きゃりーさん「いや、さっきクソさわやかだったしwww」


オレ「いやそもそもあなた今までオレの声かけてるとこあんま見てないでしょうよw」


キャッキャキャッキャ。


話題(1)カツオの悩み


カツオくん「僕ね~、セックス下手なんすよwww」


オレ「しらねーわw」


カツオくん「前めっちゃエロい女いてー、キスしただけで、ヘタクソ言われたんすわ~。ちょっと、えっちゅうさんセックスの仕方教えてくださいよ~」


オレ「クンニしたらええんや!とりあえず!」


話題(2)えっちゅうたつおのクンニ講座


きゃりーさん「えっちゅうさん、ちょっとこれマンコやと思ってやってみてくださいよw」


オレ「やるかーwあほw」


きゃりーさん「いや、見たい見たい。ほら、ちょっと破いて真ん中穴空けたから、この紙で、ちょっとw」


オレ「しょうがないな~。だからな、こうやんねん、みとけよ・・・
(クンニ講座はコチラ


話題(3)シルキーさんの職場のスト高について


シルキーさん「いや~、職場にめっちゃスト高おるんすよ~」


オレ「いいね!ほんで?」


シルキーさん「いや~、行けるかな~どうかなーと思ってるんすけどね~」


オレ「いいやんいいやん。行ったれよ。てか普通に付き合ったらいいやん!スト高でしょ?」


シルキーさん「いや、まあ」


オレ「え、何?付き合いたいわけちゃうの?ただヤリタイだけ?」


シルキーさん「はい^^」


オレ「クズだな、お前!サイテーじゃねーか!」


一同爆笑。


話題(4)きゃりーさんが10月に予定している東京遠征について


きゃりーさん「いやね、東京のナンパ師さんってさ、絶対さいごクラブ行くよね?行く前にちょっとクラブ慣れしときたいんだよね」


オレ「なるほどね。まあオレもクラブ苦手だからな。練習はいるかも」


ってな感じ気付いたらシルキーさん、カツオくんの終電の時間となりお開き!


きゃりーさん「今日全然ストってねえwwwけどストよりスト師飲み会のほうが楽しいwww」


シルキーさん、カツオくんがお帰りになり、きゃりーさんとどうします?ってなり、とりあえずコンビスト。


しかしながらこの時間は終電間近の帰宅ラッシュ。


流れを逆流しても電車で帰るグダは崩せず。


そこでさっきの飲み会でしゃべったように、きゃりーさんが東京で一旗あげてもらうため、クラブの練習に行くことにする。


梅田の某クラブに2人で入店!


結構いい感じに酔っぱらっていたオレはいつにもなくガンガン行くw


ここで必殺技胸トラップからさらに進化した胸ドリブルが生まれるw


胸ドリブルとは?
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サッカーのドリブルのごとく、女の子をボールに見たて、手を使わず大胸筋のみで女の子を運び、自分の意図する場所まで持って行くことである。


特にクラブにおいて威力を発揮することが多く、
この日は後ろの方で友達とチビチビとドリンクを飲んでいた二人組の片方を胸ドリブルによってダンスフロアの最前列まで運ぶことができた。


しかしながらそこにゴールネットはなく、けっきょく触りまくりつつ意味不明なダンスを踊り、嫌われて終了するだけである。
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なんしかこの日は無駄にハイになったオレは謎のはしゃぎっぷりで終始きゃりーさんを爆笑させていた。


が、肝心のナンパは全くできず、途中なんか行けそうな女とダンスフロアのど真ん中で鬼のようにディープキスできたのがピークである。


一通りはしゃいだのちバーカウンターでドリンクを注文。
2人で乾杯。


オレ「ほんま戦い方がわからん!」


きゃりーさん「www 今日のえっちゅうさんクソおもしれえwww」


テーブルスペースで適当に声掛けするもガンシカ。崩せてもまったく和めず。


きゃりーさん「だめだね。結局今日0番ゲじゃんwww」


悔しさを隠しきれないオレはすかさず近くにいたミニスカポリスみたいな女に突撃!


オレ「おねえさん!番号交換してください!」


ミニスカポリス「いいよ^^」


オレ「あざっす!」


1番ゲ!


きゃりーさん「絶対死番じゃんwww」


オレ「うるさいわwww」
(←実際に当然死番になりましたw)


すると今度はきゃりーさんが攻める!


なんかちっこい行けそうっぽい女の子に突撃!


しばらくしてからふと見ると、ずーーーーっとハグしとる!


指をくわえて見守るオレw


でも結局放流。


終盤またしてもダンスフロアへ!


胸ドリブルで女を運ぶ!


女キレる!


ドゴッ!!!!


おもいくそボディブローされる。


しかし筋トレしてるから効かないよwww


女「なんやねん、いきなり!コノ!コノ!コノ!」


ドス!ドス!ドス!


オレ「まあまあまあ^^」


さわやかな笑顔でなだめるオレwww


そしたら黒服のスタッフが止めに来るw


ここでもオレは笑顔で冷静に対応!


見かねたきゃりーさんがやってきて、


きゃりーさん「出ましょう^^」


終了ーーーーーー。


そそくさとクラブを出たオッサン二人はハイエナのごとく出待ちw


クラブ終了時間となり、ぞろぞろとメイクの崩れた汚い女どもが出てくる。


ハイエナはオレたちだけでなく出待ちのチャライ男たちが10数名。


そんなクズみたいなやつに交じってコンビ、ソロで声かけていくも坊主!


気付いたらきゃりーさんを見失っており、


あれだけ泥酔ナンパはアカンゆうてたくせに諦めの悪いオレはソロでガンガン声掛け。


しかしながらだいたい2人組以上のコばかりでソロ案件なく軽くあしらわれるだけ。


するとさっき注意された黒服の男と、もう一人店のスタッフがでてきて注意喚起。


黒服「はい、とりあえずいったん店の前から離れてください。ここでたちどまらないでください。
もうね、中であかんかったんやったらココで声かけても無駄ですよー」


やかましいわw


というわけで店をあとにする。


敗北者はトボトボとほとんど人影もなくなった街を徘徊する。


最後ちょっとだけストって帰るかな。


ド●キ前にイヤホンをして一人立たずむバンギャ風の女の子が目にとまる。
この時期にレザーのジャケットて。
まだ季節じゃないだろ^^


オレ「こんばんわ~。世界一かわいいコがおるとおもって^^ 何してんの?」





(つづく)